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*なぎさく ページ27

佐久間「凪〜。」

佐久間「凪ちゃ〜ん?」



『佐久間ウロチョロしすぎ。』

佐久間「あ、凪こっち見たぁ〜。」



佐久間はよく私の周りをウロチョロする。

私がこっち見たと言って嬉しそうに笑う佐久間の頬を両手で潰す。



佐久間「ぬぁ、ぎぃ〜?」

『ふっ、ぶさ笑』

佐久間「にゃんらよ〜!」



私と佐久間は身長差がある。

女である私の方が高く、佐久間はそれをよくネタに使う。



佐久間「し、身長デカイな…」

佐久間「俺の方が身長で、デカいからな…!」

佐久間「全員でいじりやがって!」



身長差を気にしているようなそんなネタを私は信じてたことがあった。

だが、ある日5cmのヒールを履くことになり、それも佐久間が隣に並ぶ配置だった。



佐久間「いつもより身長高ぇ!?」

『うん、5cmプラス。』

佐久間「じゃあ180近いのか…」



佐久間は頑張って背伸びしたりなど笑いをとっていた。

佐久間自身も笑顔で、でも心の中ではどう思っているのかとても気になった。

嫌な思いさせてたら嫌だな、と思いながら私はスタッフさんと相談した。

結果、配置を変えてもらうことになり、照と阿部の間になった。



佐久間「えー!!A隣じゃないの!?」

『え?』

佐久間「さっきまで隣だったじゃん!」

岩本「身長のバランスじゃない?笑」

佐久間「え〜、俺の隣の方がAのかっこよさ引き立つのになぁ〜…」



多分、私は勘違いしていた。

佐久間は本当は気にしてなんかない。



『やっぱりさっきの配置に戻ります。すみません。』

佐久間「戻る!?やった!おいで〜!」

『ごめん、佐久間気にするかと勝手に思って変えてもらっちゃった。いらん事した。』

佐久間「ん?気にするって?」

『身長差。』

佐久間「んにゃ?Aかっこいいとしか思ってないよ?」

『…かっこいいのは佐久間だよ。ありがとう。』

佐久間「んへへ〜、どいたま〜!」



思わず抱き締めてしまいそうになる衝動を抑え、撮影を開始。

撮影中もよく目が合う佐久間はずっと笑顔だった。

多分、身長差を気にしてたのは私の方だったのかもしれない。

撮影が終わると真っ先に佐久間が私に抱きついてきた。



佐久間「マジでAかっこいいわ〜!」

『佐久間はさ、本当は身長差気にしてないんだよね。』

佐久間「ん?うん。AはAじゃん。てか、Aがかっこいいとこっちのテンション上がる!」

『マジでそういう所大好きだよ。』

佐久間「俺も大好き!」

*なぎなべ→←*なぎふか



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愛結(プロフ) - 私は凪ちゃんのスカート姿見たいよ!見たいよおお!! (4月3日 14時) (レス) @page47 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
愛結(プロフ) - もう尊い。その言葉に尽きる。いつも楽しみにしています!更新ありがとうございます! (4月3日 14時) (レス) @page46 id: 6e8b454d13 (このIDを非表示/違反報告)
つむぎ(プロフ) - 読み始めたばかりですが、とても読みやすいし面白かったです!作者様のペースで更新してくれたら、とても嬉しいです!更新待ってます! (3月20日 2時) (レス) id: 0f350c242c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なーー | 作成日時:2024年3月14日 11時

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