「泣き叫ぶ」 ページ40
笑叶
「……泣き叫んでどうなるのかなぁ!?」
偽ってきた彼女、いつの間にか泣くというのが分からなくなってしまいました。
だから素の自分を出してこう言います、「どうなるの?」って。
「私だって…私だって疲れたよ!!ねぇってば!!」
舞夢
「泣き叫ぶなら…満足するまで泣き叫んでいいよ…それで少しでも楽になれるならね…」
否定などは一切しません。貴方の気が済むのであれば幾らでも泣いて良いと。
少しでも貴方が救われればいいなと思ってるのでしょうね。
「私はずっと傍に居るよ…」
七瀬
「………」
何も言わずに傍にいます。
こういう事が無かったためどうすればいいのか分からずに居た彼。
何も言わずに傍に居る方が落ち着くかなと思い、何も言わずにそばに居ます。
彼なりの優しさでしょうね
「……(Aちゃんが楽になってくれれば…良いな)」
める
「Aちゃん…!辛かったよね、苦しかったよね。分かるよ…!」
貴方を抱きしめては優しく言葉を掛けてくれます。
これで貴方が落ち着く事は無いとわかっていても言ってくれます。
「大丈夫、大丈夫」と優しく頭を撫でてくれますよ、彼女の優しさに甘えましょう。
「うん、うん。苦しかったよね…分かるよ…めるもそういうことあったから…」
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