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向「みんな!行ってくる!!ちゃんとLINEするし返事してな!!!」
「なんで康二くんが悲しそうなの笑」
菜「行ってくるねー、お土産楽しみにしてて!
目「じゃ、行ってきます」
康二くんを迎えにきた蓮たち。
私の頭をポンとして行ってきますと言った蓮に
深「うわーっ!きゅんきゅんするねえ」
岩「気をつけてなー」
沖縄旅行を送りに来た人…というていで
これから旅行行く人たち。笑
そして家でゆっくりみんなで朝食。
深「あれ?Aちゃんもこのまえ沖縄の話してなかったっけ?」
「え゛…っと、してないですね」
渡「は?ふっかと会ったの?」
深「そうそう、この前偶然お店でねー。
あの彼氏くんと…」
「あ!そういえば!舘さん!」
宮「あー!康二カメラ忘れてるねぇ!!」
「あ、ホントだ〜、でも首からぶら下げてた気がするし…」
宮「じゃあいっかー、あはは」
やっぱり勘違いしていたふっかさんの口をとめるために
咄嗟に動いてハモった私たち。
渡「いや、不自然すぎんだろ、何?彼氏?」
岩「…カメラ大丈夫?ここにわざわざ準備してるのに」
宮「そろそろ行こうか?俺達も、車だと時間かかるし」
深「そうだねえ、じゃあAちゃんバイバーイ」
渡「いや、俺は?」
岩「そこ?笑 ちゃんと翔太にもお土産買ってくるから笑」
宮「お前ら頑張れよー、じゃあな」
と、謎のエールを残した舘さんが行ってしまった。
…この空気残したまま行かないでー!!
「……私洗っとくので…あの、お仕事…準備して大丈夫です、」
渡「今日午後からだし。
え、さっきのふっかの話って何?舘の店行ったの?」
「あ、うん、まぁ、この前…っていうか
私学校遅めの時とか、結構常連になってて。」
渡「本当は沖縄行きたかったってこと?」
「いや!違う!あの日、蓮には」
渡「…あの目黒って人と2人で?ふっかが彼氏って言ってたのもそいつ?」
「蓮と一緒に行ったけど……蓮は彼氏じゃないよ…
沖縄の件、断っただけ」
顔も、声も、期限悪いときのやつだ。
私と翔太って、別に特別な関係じゃない。
だからこんなことで喧嘩みたくなる理由もないんだけど…誤解はされたくないから。
渡「俺が行くなって言ったからか、」
「そうじゃない、私が決めたの。
知らない人もいっぱいいるし…」
渡「そっか。…俺今日夜遅いから、ご飯いらない、
先に寝てて」
そう言って部屋に戻ってしまった。
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作者名:ゆきんこ | 作成日時:2024年1月30日 16時