ルシエルブルー3《S.Watanabe》

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意外と真面目に語ってた私たちはそのまま就寝。


翔太はちゃんと端っこのほうのベッドで寝てた。笑






チェックアウトを済ませて、あとは帰るだけ。








帰りの新幹線はみんな爆睡。

席を回転させて最初はみんなで話したりトランプしたり
したけどみんな私を気にかけてくれてた分、疲れが出てるんだと思う。


なんだか私は目が冴えちゃって、みんなの寝顔撮っちゃった。笑







「翔太起きてー、もう着くよ」




隣に座ってた翔太の肩を叩いて起こす。

まあ、この人がこんな優しい起こし方で起きないことは知ってる。





「だてさーん、」




目の前に座っている舘さんの足をトントンして起こす。





宮「ん、あれ、俺寝てた？ごめん…」



「なんで謝るの、舘さんありがとう、すごく楽しかった！またみんなで旅行できるといいな」



宮「うん、俺もすごく楽しかったよ。Aちゃんが楽しそうにしててみんなも楽しかったんじゃないかな。
翔太に内緒でロンドン行くのもアリだね。笑」



「舘さんと康二くんとの3人で暮らすのも楽しみにしてるの！翔太がいない分みんなでお出かけするの増えそうだし」




【まもなく東京】




宮「康二、起きろー着いたよ」


向「なんで舘さんやねん！俺Aちゃんが起こしてくれんの待ってたんやけど！！」


「康二くん起きてたの知ってたよ」


向「え、バレてたん？うまいことやってると思ってたんやけど」


「翔太」




強めに肩やらお腹やら足やら叩けるところを叩いてると康二くんも参加。




渡「痛い痛い、おい康二、手加減しろ」


向「しょっぴーロンドン行ったらAちゃんデートしよ！俺のカメラ付き合ってよ」


渡「1人で行け」


向「だってAちゃん俺の写真めっちゃ褒めてくれるからさーま、しょっぴー行っちゃったら連れていき放題やな」


渡「はー、マジで行きたくねぇ…」





宮「またやってるよ笑」


「康二くんも翔太のこと大好きだよねぇ」


宮「この言い合いが見れなくなるのはちょっと寂しいかもね」


「たしかに」








いつも通りの私たちの初めての旅行は無事に幕を閉じた。

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