佐久間さんちは今日も幸せ3

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近所の病院で診てもらった結果、やはりインフルエンザという診断だった。


医「お薬を出しておきますから、保育園はしばらくお休みしてくださいね」


亮平「はい、分かりました」


念のためにともう1度体温を計って貰ったら、ほんの少しの間に、ラウの熱はさらに上がっていた。


扁桃腺が腫れてるせいか声も掠れてるし、だいぶしんどそうだ。


ラ「りょーちゃ.........おかお、あついの」


亮「9度4分.........朝より高くなってる」


医「心配しないでください。熱は今がちょうどピークだと思うので、薬を飲めば明日には下がりますよ」


亮「はい........」









＊＊＊＊＊









病院を出ると、ドラッグストアとスーパーに寄って、果実やお粥、その他看病に必要な物をまとめて購入した。


ゼェゼェと苦しそうに呼吸を繰り返すラウールは、見ているだけで辛くなる。


急いで買い物を済ませて帰宅すると、すぐに布団に寝かせた。


亮「ラウ、お薬を飲んで早くお熱下げようね」


ラ「ん........」


亮「お昼は何か食べたいものとかある？」


ラ「(プルプル)」


亮「ご飯食べないとお薬飲めないから、頑張って少しだけ食べよ？ラウの大好きな、リンゴとヨーグルトと苺も買ってきたよ」


ラ「りんご......すったやつ」


亮「分かった、すぐ作るから待っててね」


早くお薬を飲ませて、ゆっくり眠らせてあげなきゃ。

3（side 蓮）→←＊インフルエンザ

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