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部屋の照明を最小限まで落とすと、緊張で固くなった亮平の身体を丁寧に開いていく。
時間をかけて俺を受け入れる場所を解していき、十分に花開いた頃合いを見計らって、ゆっくりと身体を進めた。
亮「ふ、ぁ..........っ!」
大「りょーちゃん、平気?痛くない?」
ビクビクと弓のようにしなる背中を撫でながら、心配そうに彼の顔を覗き込んだ。
仕事が忙しくてしばらく夜もご無沙汰だったから、久しぶりの行為で、馴染むまで違和感を感じるかもしれない。
亮「ん、だいじょ.......ぶ」
大「久しぶりだからちょっと苦しいかもだけど、辛かったらすぐ言ってね」
亮「平気.......だよ。俺のことは気にしなくて........いいから。大介の......っ、好きに動いて」
大「も〜〜.........!だからッ、そんな色っぽい顔して煽らないでってば.......っ」
いくら明日が休みだからといっても、大事な奥さんの身体にはあまり負担をかけたくない。
そう思っていたのに.........。
俺がギリギリで繋ぎ止めていた理性は、あざとい天使の無自覚な誘惑に負けて、呆気なく焼き切れてしまった。
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作者名:anzu | 作成日時:2020年12月17日 16時