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亮「ちょ.......っ、大介?」
真上から見下ろす俺に、亮平は黒目がちの大きな瞳を更に見開いた。
普段は身長差で上から彼の顔を見ることなんて出来ないから、こうしてじっくりと亮ちゃんを眺められるのって、夜だけなんだよねぇ。
上から見ても下から見ても、俺の奥さんはやっぱり美人だ。
上唇をペロリと舌で舐めると、彼の長い両脚を膝で割り開いた。
大「ねぇ、りょーちゃん。シてもいい?」
亮「え.......っ、お前の甘えたいって、そういう意味なの?」
大「もちろん、そーゆー意味だけど」
亮「いや.......っ、だってもう遅いしさ.........仕事で疲れてるだろ?寝た方がいいんじゃない」
大「そっちの体力は余分にあるから大丈夫。少しだけだから......ダメ?」
亮「...........っ、」
明らかに狼狽えている彼の耳元に息を吹きかけながら、パジャマのボタンに手をかけた。
グリーンと白のチェックの開襟パジャマのボタンを、ぷちぷちと器用に外していく。
露わになった白い胸に、甘えるように頬をすり寄せた。
すべすべと滑らかでしっとりとした肌が気持ち良い。
大「ねぇ〜、いいでしょ?最近ご無沙汰じゃん。夫婦のスキンシップもたまには大事だよ」
亮「ひゃ..........っ?!それ.....擽ったいからぁ......コラっ!ばか、止めろってばぁっ」
パーマで跳ねた俺の毛先が胸や首筋に触れるのが擽ったいのか、亮平は悲鳴を上げながら身を捩った。
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作者名:anzu | 作成日時:2020年12月17日 16時