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高「まあまあ落ち着いて。


来月の社内誌、美男美女特集するんすよ。2人出ません？」


「ほら見てみろ。絶対俺にも取材来るって言ったろ？」


『パス』


京「パス制度とかないでーす。絶対に見出しに
〈総務の高嶺さん、裏では酒豪のパワハラヤンキー！？〉って書くって決めてんの。」


高「週刊誌じゃねえんだよ。」


「まあ間違ってねえけどな。」


『じゃあアンタの見出しは〈傍若無人のクソ坊ちゃん、女性社員に貰った手作りクッキーは問答無用でゴミ箱へ！？〉で。』


高「だから週刊誌じゃねえんだよ！お前ら2人ともあながち間違ってないけどな」


京「笑顔で受け取ってからのゴミ箱へINするスピード選手権だったら俺優勝だよ。」


『社会人にいらないスキル選手権なら不戦勝。』



「俺は〈将来有望エリート深澤、花嫁希望はコチラから↓↓↓090-〇✕△〉 高「だあー！！もうそれ個人情報！見出しとかじゃなくなってるから！！」


高「とにかく！見出しとかは置いといて。後日軽く取材とかするんでそのつもりで！」


京「俺この後営業3バカのところ行きたくないんだけど」


「あー、アイツらのとこも行くの？まあ確かに馬鹿だけど顔は良いもんなー。」


『最近営業部って聞くだけで悪寒がするようになってきた』


高「9割樹のせいだろそれ。お前に会いたがってたけど行く？」


『部長ー、寒気止まんないので早退しまーす。』


「社会人そんな甘くねえからな。」


『会社ダルいから帰ってやった！っていう武勇伝作りたくて。』


「いやもう俺が悪かったから。二度と武勇伝とか語んないから。お願い、仕事してください。」




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ジロリアンでも恋がしたい！→←武勇伝って実は9割は大したことない

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