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岩「俺5階だよー、Aちゃんは?」
「えっ!私も5階です!!」
岩「え、そうなの?会わないね?笑」
「ですね?笑なんでだろ〜笑」
岩「俺ね、端っこから数えて2番目の部屋」
「私、端っこです!!笑」
岩「隣じゃん笑」
「すごい奇跡みたい!!笑」
岩「会わないの不思議だね笑」
「不思議ですね笑」
岩「じゃあの甘い匂いがしてたのは、Aちゃんなんだ」
「たまに新作とか作ったりしてますから笑」
岩「じゃ次作る時呼んでよ〜!笑」
「え、いいんですか?笑」
岩「もちろん!笑 あ、連絡先交換しよう?」
「はい!!」
こうして、交換し合った連絡先
岩「それより、どうかした?目、腫れてる」
「…あぁ、…んー」
岩「言いにくいなら、無理に言わなくて大丈夫だよ」
「いえ…失恋しちゃいました…笑」
岩「どうして?」
「え?あ、相手が…」
岩「じゃなくて、どうしてそんなに笑えるの?悲しいから泣いたんでしょ?無理に笑わないで」
「えっ」
岩「俺、Aちゃんが作るチョコ好きだけど…何よりAちゃんが好きなの、だから毎日通ってるんだよ」
「え…うそっ」
岩「笑ってる顔に一目惚れ…かな…だからさそんなに無理して笑う事ないよ、その作り笑いは嫌い…泣きたいなら泣けばいい傍に居るから」
「!」
一気に溢れ出た涙
それを隠すように照くんが抱き寄せてくれて
背中をさすってくれて落ち着くまで傍にいてくれた
岩「どう?少しは落ち着いた?」
「はい…ありがとうございますっ、あ、洋服濡れちゃった」
岩「いいよ、Aちゃんの涙だから…でもその涙の理由が他の男って言うのが気に食わないけどね」
「!笑…既婚者だったの知らなくて…好きになっちゃって」
岩「え、相手が?最低だね」
「最低なんです、私。既婚者に手を出そうなんて…」
岩「違う。最低なのは男の方」
「え…」
岩「だって、一生愛しますって誓った相手なのにその人裏切って違う女の子と会うんでしょ、最低じゃん…俺だったらAちゃんだけ愛すのに」
「あっ…えっと…」
岩「笑 本気だよ俺はね?Aちゃんが好き」
「あっ、、、はい、、」
岩「そんな男、忘れて俺と付き合って欲しい」
「あ、、の…」
岩「返事は急がないから…気持ちに整理がついたときにでも返事聞かせて?」
「…はい」
思わぬ、告白があり動揺する私の心
この間から涼太くんと、康二くんといい照くんまで…
どうなってるの…?
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作者名:aira | 作成日時:2024年3月8日 15時