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涼太くんが、昨日あれから言っておいたよって一言

それだけでなんか抜け殻のようになった気分だけど
そうしないと、どんどん好きになっちゃうから
これで良かったんだ...


宮「まあ、納得はしなかったけどね」

「え」

宮「でも大丈夫。来たら友達やめるからって言っておいた」

「そんな…大丈夫なの?」

宮「うん、簡単にやめるような友情じゃないしね心配しないで!美味しいスイーツ作ってたら大丈夫!」

「…ありがとう」



涼太くんには足を向けて眠れないなぁ

本当、ありがとう涼太くん


翔太くんからは変わらず朝と夜の挨拶程度にメッセージは送られて来てたけど、その度に非表示にして
既読を付けないまま無視をしていたら、あっという間に半年程経っていた


季節は暖かい季節になっているのにこの人は変わらず
チョコを求めてやってきてくれた



岩「お、今日も美味しそう」

「あ、いらっしゃいませ!ひかるくん」

岩「あるやつ全部ください」

「いいの?結構温かくなって来たから溶けちゃうかもよ」

岩「だと思ってクーラーボックスに氷入れて持ってきてるから大丈夫!!溶かさず持って帰るよ!」

「笑、なら安心だね笑」

岩「Aちゃんが作ったのは美味しく食べなきゃAちゃんに失礼だからね」

「そんな事ないよ笑」

岩「あるの!!」



下唇をぷーっと前へ突き出して拗ねる男性
しかも大男なのにこんなに可愛いなんて照くん以外にいないと思うってくらい可愛い顔をして拗ねてる



「いつも美味しく食べてくれてありがとう」


いつの間にか仲良くなって、敬語もなくなっていたし
可愛い一面を見せてくれるのも増えた

なんだか、愛おしい存在



岩「また来るね!」


満足して帰っていく照くんに手を振って見送る


宮「最近、岩本くんと仲良しだね」

「うん、仲良くなればなるほど可愛い人だなーって」

宮「可愛い?」

「可愛いよ〜唇突き出していじけちゃうとことか」

宮「それはきっとAちゃんだからする表情かもね」

「えぇ?笑そんなことないでしょ〜笑」



涼太くんと話してるとまた1人大きい男性のお客さんが



「「いらっしゃいませ〜」」

?「あ、あの…康二います?」

宮「康二のお知り合いかな?呼んでくるね」

?「お願いします」



涼太くんがキッチンの方へ康二くんを呼びにいく
その間2人きりになる


?「あああの!もしかしてAさんですか」

「?はい、そうです、」

?「いつも!康二にスイーツ貰ってます、」


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作者名:aira | 作成日時:2024年3月8日 15時

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